【連載】南部九州大会に向けて 最終回

村上岳海(③小坂井)

私は去年1年間マネージャーの桃崎さんと協力して主務をしました。OP戦1試合行うのにも球場の手配や相手のチームとの連絡、審判さんの手配などさまざまな仕事がありました。今回の南部九州大会は沖縄で行われますが、選手が当たり前のように沖縄に行けるのは裏でマネージャーが頑張ってくれているからです。また、トレーナー陣も充実していてその人たちのおかげだということを忘れないでほしいです。南部九州大会優勝して清家宙土を胴上げできるように頑張りましょう!

名城琉貴(③首里)

南部九州大会は赤間球場とセルラーで行われますが、赤間球場は中学生の時に最後の大会で敗れた場所でセルラーは高校生の時に最後の大会で敗れた場所です。奇妙な縁を感じています。沖縄の高校野球の決勝はほぼ毎年セルラーで行われます。そのセルラーで自分のチームが優勝してマウンドに集まっているところを見たいです。その輪に加わることはできませんがチームのためにやれることはやっていきます。みんなで沖縄に行けないのは残念ですが一丸となって頑張りましょう。

鈴木恵佑(④国泰寺)

私が1年生の秋はリーグ戦4位に終わりました。その時に先輩が仰った忘れられない言葉があるので紹介します。「高く飛ぶには一度深く沈まなければならない」という言葉です。その時の4位があったから今の体育大があると思います。今回の南部九州大会は体育大の歴史に刻むゲームをしてほしいと思います。絶対勝ちましょう!

海老澤樹(④下妻第一)

僕が野球をやっていた理由は周りのためだったと大学2年生の時に気づきました。今回全員で沖縄に乗り込むことはできませんが沖縄に行けない周りの選手の分まで頑張ってきてください。僕の地元の友達が野球部に寄付をしてくれました。YouTubeで試合を見たり茨城から応援してくれています。色々なところから応援してくれている人たちがいます。その声援を背負って戦ってきてください。

桃崎洋行(④豊浦)

私が在籍中に5回、南部九州大会に出場しています。そのうち3回は2位になっていて今度こそは優勝したいと思っています。客観的に見て他のチームよりも打線は振れていると思います。いつも通りやれば勝てると思います。普段の皆さんの力を発揮させることがマネージャーのスキルだと思うので沖縄に行ってもサポートしたいと思います。僕の母親は野球が好きで高校時代から試合を見にきてくれていましたが珍しく沖縄には来ないと行っていました。福岡には来るそうなので沖縄を勝ち抜いてベンチでスコアを書いている姿を母親に見せたいです。僕のマネージャーとしての最後の仕事は神宮大会に出場して東京でホテルを取ることと決めています。ですが、南部九州大会で負けたら福岡のホテルをキャンセルすることが最後の仕事になってしまいます。そんなことがないように絶対に勝ってください。