第9回 大隅地区野球を語る会

こんにちは!こんばんは!おはようございます!

3年の杉浦実です!

本日、1月20日(土) 2年連続となる大隅地区野球を語る会が開催されました。

笠原政志様(国際武道大学体育学科 教授)を講師としてお招きし、「野球選手における怪我予防とパフォーマンス控除につながるコンディショニング」について講演と実技指導を行いました。

指導年代が小学生〜大学生と幅広く、硬式野球や軟式軟式野球、さらにソフトボールの指導者まで、多くのカテゴリーで活躍する指導者の皆様にご参加いただき、交流する機会となりました。

1日のスケジュールをお伝えしていきます!

<スケジュール>

9:30~10:00 受付

10:00~10:10 開会の挨拶

10:10~11:00 各団体より報告・発表

11:10~12:30 講演会(笠原政志 氏)

12:30~13:00 ディスカッション

13:00~14:00 昼休憩

14:00~17:00 実技指導、質疑応答(笠原政志 氏)

17:00~ 閉会の挨拶

講師:笠原政志 氏(国際武道大学体育学科 教授)

① 各団体よりの報告会では小中高大の代表の方が1人ずつ結果報告や課題などの発表をしていただきました!

鹿屋体育大学硬式野球部からは、3年学生コーチの秋葉健太(③#茨城)が代表して発表しました!

顔ガッチガッチよ(③秋葉#茨城)

②講演会では笠原政志様より「野球選手における 怪我予防とパフォーマンス向上につながるコンディショニング」についてお話をしていただきました。

配布していただいた資料のページ数が100枚を超えており、本来ならば250枚を超えてたとおっしゃっていたので会場がどよめきました!

非常に魅力的かつ印象的な内容であったために、あっという間に時間が過ぎてしまいました!

③ディスカッションでは、大学生と指導者が一緒になったグループ分けを行い現場で起こっている問題や指導についてのポイントなどを話し合いました! 

④実技指導では、股関節の使い方や骨盤前傾の導入などの可動性と安定性や走動作の改善やストレッチの行い方など様々な体の動かし方について専門的に行いました。 動作改善のメニューを行っていくうちに参加者の皆様が「うぉっ、めっちゃ動く!」「子供たちに教えたい!」などと心地よい言葉があちらこちらから聞こえ、とても良い雰囲気で指導力向上のための知識力・実技力を獲得できました!

投手だけじゃなく大人も支えていく(③濱野#瀬戸内)

1日を終えて感想・質問を聞いてみました!

・とても学びのある楽しい1日でした!下半身を中心とした体の使い方を学べ勉強になりました。(中学硬式野球チームコーチ)

・普段やらないストレッチや動いていなかった筋肉をかして楽しかった。内転筋とか肩関節動いている感覚がわかった。球速が速くなりそう!(中学校軟式野球生徒)

Q様々な年齢や体格の異なった指導をする時に心掛けていることはありますか?

年齢が下がれば下がるほど複雑な動きは難しくなるので、自然と動かせるような動きずくりを心がける。ステップを分けたり短くわかりやすい言葉をかける。小・中学校では例えば、「骨盤を動かす」といってもそのまま伝えたら伝わらない事があるので「手・体幹を動かしてみよう」と伝え、勝手に動いている仕組みを使ってみる。高校になってきると理解度が上がるので、動かし方をそのまま伝えコツを掴んでもらう。(今回の講師 笠原政志氏)

〜本日の写真〜

以上で第9回大隈地区野球を語る会の報告を了します。

講演していただいた笠原政志様をはじめ、参加していただいた指導者の方々や中学高校生の学生、ありがとうございました。

指導者の方々だけでなく大学生にとっても有意義な時間になりました!

来年度の大隈地区野球を語る会でより良い報告ができるように、本州最南端から野球の魅力を発信し大隅から全国へ‼

今後とも鹿屋体育大学硬式野球部をどうぞよろしくお願いいたします。

         4年倉田圭樹 3年杉浦実

Baseball5

こんにちは!鹿屋体育大学4年林剛志です。

本日の競技スポーツ論・実習にてBaseball5を受講生全員で体験しました。

そもそも皆さんBaseball5を知っていますか?まず簡単にBaseball5について紹介したいと思います。

元々はキューバの街中で遊ばれており、2017年に世界野球ソフトボール連盟(WBSC)より野球・ソフトボール振興の一環として発表された新アーバンスポーツです。ゴムボール1つさえあればどこでも楽しむことができます。                               また、2026年ダカールユースオリンピックの公式種目に追加され、日本国内では2024年2月4日に第1回Baseball5日本選手権(仮称)が開催されます!

Baseball5は気軽に(Accessible)、持続可能(Sustainable)、都市型(Urban)、若者中心(Youth Focused)、包括的(Inclusive)なスポーツです。

気軽に(Accessible):野球・ソフトボールを楽しむ前のきっかけとして、気軽にプレーでき、 ルール、費用、時間はすべて最小化されており、簡単に楽しむことができる。 

持続可能(Sustainable):必要な用具は、リサイクルまたは天然素材のゴムボールだけ。ベースボール5は環境に優しく、また教育ツールとしても有効。

都市型(Urban):ベースボール5は都市環境向けに設計されており平面に適応できるため、専用の会場は必要ない。

若者中心(Youth Focused):より速くよりダイナミックなゲームの現在のトレンドに従い、ベースボール5は新世代のアスリートをターゲット。

包括的(Inclusive):ベースボール5は男女混合の分野として特化されており、コミュニティ間の男女のバランスを高め、学校への野球・ソフトボール導入に役立つ。

私が考えるBaseball5の最大の魅力はゴムボール一つで行えることです。野球やソフトボールはたくさんの道具が必要なためその分お金もかかります。しかし、Baseball5はグローブやバットが必要ないため誰でも簡単に始めることができます。

次にルールです。基本的なルールは野球・ソフトボールと同じです。フィールドの大きさは18メートル×18メートル、塁間は13メートルと野球に比べるとだいぶ小さいです。

Baseball5 JAPAN オフィシャルサイトより

打者は一辺3メートル正方形の中から持っているボールをトスし手のひらか拳で打ちます。

赤池選手(鹿児島南➁)
佐和田選手(那覇➀)

打った打球が本塁から4.5メートル先の一塁線上と三塁線上を結んだライン(ノーヒットゾーン)内で最初にバウンドしてしまうとアウトになってしまいます。また、Baseball5にはホームランがなく、フェンスにノーバウンドまたは越えてしまってもアウトになってしまいます。

守備者は5人で守り、そのうち男女2名ずついなければなりません。

今回の授業では2コートで行い、12チームを4グループに分け、1チーム2試合行いました。

試合風景

やってみて一番感じたことは野球より試合展開がとてもスピーディだなと思いました。

実は私は以前Baseball5の体験会に参加し、日本代表の選手から打つコツを聞き実践してみたところ打率が10割と大活躍でした!!

全員とても楽しい雰囲気で行い、試合後は全員が口をそろえて「手が痛い(笑)」と言っていました。

今回1年生は初めてBaseball5を体験し川瀬虎太郎選手(広陵➀)に感想を聞きました。「自分が思っていた以上に楽しくて盛り上がるスポーツだなと感じました。小学校や中学校でこのスポーツに出会っていたらハマっていたなと思います。打ったり守ったりするのも野球に比べて難しくないので初心者の方でも楽しめるなと思いました。」川瀬選手は守備が非常にうまく、彼の守る場所に飛んだらすべてアウトにするが、打撃に関しては....

川瀬(広陵➀)

今回Baseball5を体験して楽しかっただけで終わらせるのではなく、どのようにしたらもっと発展させることができるか、多くの人にやってもらうことができるか考えることも大切だと思いました。

鹿屋体育大学硬式野球部4年 林剛志