こんばんは。鹿屋体育大学硬式野球部3年の外野手の堀昂太郎です。 今日は6月20日、22日に行ったスローテストの様子をお届けしたいと思います。
鹿屋体大野球部では年に数回フィールドテスト・スローテスト・バッティングテスト・スプリントテスト・ピッチングテスト・MAXテストを行うことで自身の能力を数値化し成長が目で見えるようにしています。今回はそのうちのスローテストを行い選手のスローイング能力を数値化しました。
初めにスローテストで使う機器を紹介したいと思います。
まずはトラックマンです。これはボールの軌道を分析し数値化する機器です。最近ではプロ野球でも使われている優れものです!これはリリースポイントや初速と終速などの正確なデータをすぐに出すことができます。
次はラプソドです。これもトラックマン同様にボールの軌道を分析し数値化する機器です。球速や回転軸などをグラフや図を使ってわかりやすく出してくれます。
これらの分析結果を投手は「球質」として把握しています。野手も球速を上げたり回転軸を整えたりすることでよりたくさんのアウトを取れるようになれます。
全国から一般試験を乗り越えて入学してきた学生がほとんどの鹿屋体大野球部ではこのような測定から自分の能力の現在地を把握し
「成長率で勝負」
を合言葉に全日本で勝つことを目指して練習しています!
最後に今回測定をしてみた感想を何人かの選手に聞いてみました。
1年 門屋佳一郎(盛岡大三高)
今日は初めてのスローテストをしました。先輩方のボールの速さ、強さに圧倒されました。恵まれた環境を自分の成長に繋げられるように日々成長します!
4年 原俊太(濟々黌高)
毎年このように測定できることはとてもありがたいです。自身が投げる球の球速や回転の質などがわかることは、チームの中などでの自身の立ち位置が理解できたり、パフォーマンス向上へのモチベーションになったりと様々な効果があると思っています。私自身も入学時から立ち投げは10キロ程度、プルダウンは15キロ程度増加させることができ、目に見える変化を得られてうれしいです。
ご視聴ありがとうございました。
興味を持ってくださった高校生の皆さん体育大で会えることを楽しみに待ってます。
3年 堀 昂太郎