スローイングテスト

こんばんは。鹿屋体育大学硬式野球部 岩﨑麟太郎(③高鍋:投手)です。いつも鹿屋体育大学硬式野球部を応援してくださり、ありがとうございます。

今回は6/24、6/25に行ったスローイングテストの様子と学年別球速トップをお届けしていきたいと思います。

鹿屋体大野球部では年に2回ずつフィールドテスト・スローテスト・バッティングテスト・スプリントテスト・ピッチングテスト・MAXテストを行うことで自身の能力を数値化し成長が目で見えるようにしています。今回はそのうちのスローイングテストを行い選手のスローイング能力を数値化しました。スローイングテストとは、平地での立ち投げの球速・コントロール、助走をつけて投球をするプルダウンの球速の2種類、3項目の測定を行います。

初めにスローイングテストで使う機器を紹介したいと思います。

今回のスローイングテストで使用した機器はトラックマンです。トラックマンとは、投球をレーダーで追いかけ回転数などの詳細のデータを40種類ほど取得できる最新精密機器のことをいいます。元々は、アメリカ軍の弾道ミサイル追尾システムが発祥で、アメリカなどのゴルフのデータを取得するために民間で運用され始めたものが近年日本でも多く使われるようになりました。日本のプロ野球では、2015年に東北楽天ゴールデンイーグルスが運用を始めたのを皮切りに、現在では11球団で導入されています。ちなみに、アメリカのメジャーリーグでは30球団全てで導入されています。

トラックマンで取得できるデータとして、球速、回転数、変化量、ホームベース通過時のボールの位置、打球速度、打球角度、飛距離などがあります。

鹿屋体育大学硬式野球部は年に2回ある各種測定テストを通して、自分の現在地を知り、「成長率で勝負」を合言葉に、自分に今何が必要なのか考えながら日々練習しています。

次に今回のスローテストの結果の発表をします!

まずは1年生です!

立ち投げ 第1位は高橋陽大(①広陵:外野手)、久木田駿太(①加治木:投手)の132km/h

プルダウン 第1位は高橋陽大(①広陵:外野手)の152km/h

1年生ながら上級生顔負けの記録を叩き出しています!この秋シーズン、どの選手が頭角を表すのか注目してみてください!

次は2年生です!

立ち投げ 第一位は上原玲央(②那覇:投手)の135km/h

プルダウン 第一位は篠澤勇貴(②横浜商業:投手)の146.3km/h

2年生はどちらもトップを投手が獲得しました。同じポジションの後輩ですが、いつも熱心に練習に取り組んでいる姿が印象的です!秋以降の活躍に期待です!

次は3年生です!

立ち投げ 第1位は森田希夢(③済々黌:投手)の136km/h

プルダウン 第1位は森田希夢(③済々黌:投手)の150km/h

さすが希夢です!秋シーズンは自己最速更新の145km/hは固いですね!150km/h見たいです(笑)

最後に4年生です!

立ち投げ 第1位は長屋達大(④岐阜:内野手)の131.5km/h

プルダウン 第1位は長屋達大(④岐阜:内野手)の146km/h

今年は秋まで多くの4年生がチームに残っていてとても心強いです!春の悔しさをバネに、秋は一緒に神宮に行きましょう!

今回の測定では、前回の測定結果から記録を伸ばした選手が多くいました。新チームが始まり、秋シーズンまでの残りの期間、個々の能力、チームとしての力をもう1段階、2段階向上させ、秋シーズンに臨みたいと思います。

ファンの皆様、今後とも応援よろしくお願いします!

最後にスローイングテストの様子を紹介します。

スローイングテストの様子
期待の同郷ルーキー 井上達喜(①日向学院:投手)
山本由伸ばりの左足の伸展 永田健晟(③鹿児島玉龍:捕手)
大迫力のプルダウン 杉澤樹(②水口東:内野手)
投手顔負けの綺麗な投球フォーム 川﨑晟大(③羽水:内野手)

以上、スローイングテストの結果をお伝えしました!

岩﨑麟太郎