こんにちは。
今回は、本日行われました第一工科大学との試合の様子をお届けいたします。
スターティングメンバーはこちら
1.赤池 (中)
2.川﨑 (一)
3.高橋 (左)
4.横道 (右)
5.川瀬 (遊)
6.澀谷 (指)
7.多賀 (三)
8.永田 (捕)
9.左衛田 (二)
P小川
鹿屋体育大学は優勝に王手をかけている。
試合が動いたのは2回裏。第一工科大学は1アウト二塁から7番坂元がカットボールを捉えライト前へのタイムリーヒットを放ち先制する。1-0
しかし、すかさず鹿屋体育大学打線も反撃。3回表、佐衛田、赤池のヒットでチャンスを作ると4番高橋がファーストの横を痛烈に抜くスリーベースヒットを放ち、ランナー2人が生還する。続く4番の横道にもライトへのタイムリーヒットが飛び出し、この回3点を返す。3-1

素晴らしい活躍でした。それでも本人いわく、「思い通りのバッティングをできていない」と納得していない様子。大物になる予感がしますね。
鹿屋体育大学の先発・小川は2回以降、得意のカットボールに加えてチェンジアップを織り交ぜ、追加点を与えない。

「ベンチにもスタンドにも素晴らしい投手がたくさんいるので、それに恥じない投球をしようと思いました。理想的な投手リレーができ、一つの課題であった”投手層の薄さ”をクリアしたことを示せたのではないでしょうか。南部でも投手陣みんなで勝ちに行きたいです。」
言葉の端々に投手リーダーとしての自覚が見られて非常に頼もしいですね。
5回表、鹿屋体育大学の先発・小川に代わり平塚がマウンドに上がる。平塚は最速143km/hの真っ直ぐに加えてカットボール、フォークのキレが一段と冴え渡り、打者に付け入る隙を与えない。

フォークの落ちもトークの落ちも日に日に鋭さを増す。けいごへ
拝啓 フォークとトークの韻の踏み、どうですか?
敬具
第一工科大学の先発・郡山は3回以降、ランナーを出しつつも粘りのピッチングを見せていたが、再び鹿屋体育大学打線が襲いかかる。8回表、1アウトから代打・境屋、永田の連打、そしてワイルドピッチで1アウト2.3塁のチャンスを作る。ここで1番赤池がタイムリーヒットを放つ。続く川﨑にもタイムリーヒットが飛び出し、この回3点を追加する。6-1

「ものすごい声援が聞こえてジーンときていたけど、気を取られすぎないように投手に集中しました。レフトフライかと思ったのでヒットになってホッとしました。」
みんなが自分のことのように喜んでいましたね。世界がみんな友介だったら世界はもっと平和なのに。

かける言葉もなかったよ、かけてあげるよデミグラス、ハンバーーーグ!!冗談はさておき、見てる人みんなに悠太の覚悟、想いが伝わったはず。俺(筆者)はまだ諦めていない。
8回裏、平塚に代わってマウンドに登った森田はあっさりと第一工科大学打線を封じ込める。

最近の登板は完璧に抑えすぎているあまり、本当にかける言葉がない私(筆者兼投手コーチ) 。2度の屈辱、絶対に晴そう。そしてほら、バイトやめなよ。
9回表、2アウトから代打・齋藤がセンターへのヒットで出塁したところで、第一工科大学は164球の力投を見せた郡山に代わり、阿部を投入する。阿部は後続を見事に抑え、9回裏の攻撃へ望みを繋ぐ。
9回裏、鹿屋体育大学は守護神・宮本を投入する。2アウトからエラーと四球でランナー1.2塁のピンチを招く。ここでショート川瀬のサインで宮本が2塁へ牽制球を投じる。これがタッチアウトとなり意外な幕切れで鹿屋体育大学がリーグ戦優勝を決めた。

最近の投球はほんとに凄いですね。肩痛からこんなに這い上がって来ると思ってなかったので、とっても嬉しいです。


【終わりに】
このたび、私たちは春季リーグ戦で優勝することができました。選手たちが全国で勝つチームにを作るために日々努力してきた結果だと思います。
そして、私たちの活動は、保護者、地域の方々、ご協賛いただいている企業の方々の支えのおかげで成り立っています。これからも感謝の気持ちを忘れず、成長していけるよう努力して参ります。
引き続き、応援よろしくお願いします。
4年 投手コーチ 難波航也