こんにちは、あるいはこんばんは。
学内にはイチョウや紅葉などの落ち葉が増え、少し肌寒くなり、図書館でパソコンとにらめっこする4年生が増え、鹿屋にもやっと冬がやってきた感じがします。(日中は半袖半ズボンのマッチョも見かけますが・・・)
今回は、そんな中開催された第21回少年野球教室の様子を、エドポロケインの友達の友達である、3年 洲本暢三郎(大阪学院)がお送りいたします。
前日の雨の影響や当日の強風の影響もあり、急遽スケジュールを変更することとなり、大学生の対応力が問われる一日となりました。



また、今回の野球教室は中学生を対象としており、参加者が200名以上と昨年を上回る大きなイベントとなりました。スポーツ人口が減少傾向にある中でこれだけの野球少年・少女が集まったことに、本当にありがたく感じます。おそらく磯野と中島のおかげです。

少し話が逸れましたが、そろそろ本題に入りたいと思います。
今回の野球教室のスケジュールは打撃講座、走塁・トレーニング講座、各種測定、監督による講義、の四部構成で行われました。監督による講義を除いた各講座は、すべて選手が考案し行いました。「部員たちだけで作り上げる」鹿屋体育大学の野球教室の一番の魅力とはここにあるのではないかと思います。では、各講座を詳しく見ていきましょう!
打撃講座
打撃講座ではティーバッティングと2ヶ所のフリーバッティングを行いました。
フリー打撃では、前からくるボールに対して正確に捉えることをテーマとして取り組んでいました。試合で打つための練習だという意識付けを行うことで、勝負強さも同時に磨かれてたのではないかと思います。一生懸命にバットを振る姿に筆者は心を打たれました。ありがとう。
大学生がトスを上げながら指導を行う様子も見られました。



バッティングの合間にファウルゾーンで軽めのノックや、捕手講座も行いました。筆者は捕手講座を担当し、自身がうたた寝をしている時に思いついたドリルをいくつか行いました。中学生や指導者の方から良い反応をいただき、感激でした。

走塁・トレーニング講座
走塁講座では、帰塁の仕方やベースランニングなど走塁の基本を伝授しました。走塁の意識をかなり高く持つ鹿屋体育大学野球部の走塁を楽しく体験していただきました。これでみんなもスピードスター。


トレーニング講座では、3年萩原(加治木)考案のユニークなメニューに、中学生も興味津々でした。他チームの中学生同士心を通わせながら、体はしっかりと鍛える指導風景はとても参考になります。バランス感覚や基礎体力の向上に焦点を合わせたメニューは、野球の動作の向上にも良い影響を与えてくれるはず・・・

各種測定
野球教室では、自身についての理解を深めてもらうために、塁間のラン測定、スローイング測定、バッティング測定が行われます。自身の様々な部分を数値化することで、それが自信になったり楽しさに繋がったりするので、大学生も測定は大好きです。また、各測定で上位3名に入ることができれば全参加者の前で表彰されるというビッグイベントがついてくるので、みんなクタクタになるくらい盛り上がってくれていました。


監督による講義
朝の集合の時点で少し雲行きが怪しく、講座リーダーたちが頭を抱えていたところ、藤井監督自らが「俺がなんか講義やるわ」と一言で解決してしまい、場には野球教室を何とかやり切れそうだという希望で満ち溢れました。教室をお借りし開催された藤井監督の講義では、成長するための思考やマインドセットについて語られました。また、これからの野球界を切り拓いていく中学生に向けて、正しい努力とはどういうものなのかということについてもお話ししていただきました。この講義に関しては、私たち大学生も一緒に受けたいくらい貴重な講義でした。



いかがでしたでしょうか。私の文章力ではこの野球教室の魅力や鹿屋体育大学硬式野球部の魅力が伝わり切っていないかもしれません。もっと魅力を知りたい方は、ぜひグラウンドまで足を運んでみてください!
また、野球教室では、中学生に私たちのこれまでの経験を与えるだけでなく、指導することを通じて私たちも野球を深め成長することができています。最後にはなりますが、参加してくれる中学生がいなければこのようなイベントも開催することができません。参加してくれた中学生、ご協力いただいた保護者のみなさま、指導者のみなさまに、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。これからも鹿屋体育大学硬式野球部の発展のために、ご支援、ご協力いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
エドポロケインの友達の友達である、3年 洲本暢三郎(大阪学院)がお送りいたしました。








































































